どこで働こうと、どのようにして働こうと、たどり着く基盤は自己理解と他者理解。
すなわち「人間理解」だと考えます。
企業の理念を掲げ、その方向に全体が向かっていくには2つの視点が必要。
「個」の視点と「組織」の視点。「組織は人」というように、この2つが掛け合わさることで、人が変化し組織は進化していていく物ではないでしょうか。
自分と似ている人似ていない人、好きな人苦手な人。
目の前の物事をみる時に好き嫌いだけで判断せずに、その背景を洞察することはとても大事です。
余白のある適切な理解をするためには一旦感情を横に置いて、事実を俯瞰してみる事。
そこがスタート地点です。
ですがここで躓いたり、目を伏せて逃げたりする事例は実に多いと感じます。
それはそれで良い時もありますが、戦わずして和するためには、心の窓口を開けてみて、多視点から見てみること。そうすることで、格段に見える世界と結果は変わってきます。
人間関係を築くためには、人間理解。なにもみんな仲良くしてねと大ざっぱなものではなく、それぞれの程良い距離感、適切な関係というのは存在します。
納得した着地点に落ち着かせるためには、違和感を丁寧に拾うこと。
自分の中の小さな気づきを拾っていくことは、自分の合点に近づき心地の良いものにつながります。
コミュニケーションは難しい面もありますが、人が社会性をもってよりよく生きるための手段であり味方になってくれるものです。
自分の気持ちを大切にしながら、自分の向かいたい所へ向かう。人との関わりは避けられないものだから大事にしています。